イエウールで査定できない2つの理由と売却するための3つの対処法

イエウールで査定を申し込んでも「対応できる会社がない」と表示されたり、不動産会社から連絡がこなかったりすると、ご自身の不動産に価値がないのではと不安になりますよね。

しかし、それはあなたの不動産の価値が低いからではなく、多くはサービスと物件の相性の問題なのです。

イエウールで査定できないのは、提携している不動産会社が都市部に偏っているという構造的な問題や、物件の専門性が合わないことが主な原因です。

この記事では、査定を断られてもがっかりする必要がない理由と、あなたの不動産をきちんと評価してくれる会社を見つけるための具体的な対処法を解説します。

目次

イエウールで査定できなくても心配無用な2つの理由

イエウールで査定を申し込んでも対応できる会社が見つからなかったり、連絡が来なかったりすると、ご自身の不動産に価値がないのではないかと不安になりますよね。

しかし、それは決してあなたの不動産の価値が低いわけではなく、多くはサービスとあなたの物件との相性の問題です

査定が0件と表示されたり、不動産会社から連絡こなかったりするのには、はっきりとした理由があります。

その主な理由を2つ解説します。

提携会社が都市部に集中する構造的な問題

イエウールで査定できない最大の理由は、イエウールと提携している不動産会社が都市部に偏っているため、地方や田舎では対応できる会社が物理的にいないという構造的な問題にあります。

イエウールの提携不動産会社数は全国で2,600社以上と多いように見えますが、日本全国には約13万社の不動産会社が存在します。

つまり、イエウールの提携社は全体の約2%に過ぎません。

特に、人口1万人あたりの不動産会社数は東京都が1.88社なのに対し、岩手県は0.52社と、3倍以上の差があるのが実情です。

このように、お住まいの地域によっては、あなたの不動産に対応できる提携会社がイエウールに登録されていないケースは珍しくありません。

これは物件の価値とは関係なく、単に対応エリア外だったというだけの話なのです。

不動産会社側の事情で連絡こないケース

査定依頼が可能な会社が見つかったにもかかわらず連絡が来ないのは、査定依頼は不動産会社に届いているものの、何らかの事情で対応できていないことが原因です。

不動産会社の繁忙期である2月〜3月や9月〜11月は、多くの依頼が殺到して対応が追いつかないことがあります。

また、査定を依頼した物件がその会社の得意分野ではなかったり、担当者が不在だったりするケースも考えられます。

連絡を待つ目安は3営業日なので、それを過ぎても連絡がない場合は、他の方法を検討するのが良いでしょう。

もし連絡が来なくても、それは数多くある不動産会社のうちの一社の判断に過ぎません。

あなたの不動産に魅力を感じ、積極的に売却活動をしてくれる会社は他にあるはずなので、一つの結果でがっかりする必要はないのです。

査定を断られた不動産を売却するための3つの対処法

イエウールで査定を断られたとしても、あなたの不動産を売却する方法は他にもありますので、ご安心ください。

大切なのは、一つの方法で諦めずに、あなたの物件に合った売却方法を見つけ出すことです。

ここでは、イエウール以外の3つの具体的な対処法を紹介します。

まずは、手軽に始められる別の不動産一括査定サイトから試してみるのがおすすめです。

地方の物件に強い別の不動産一括査定サイトの併用

不動産一括査定サイトとは、一度の入力で複数の不動産会社に査定を依頼できるサービスのことです。

重要なのは、サイトごとに提携している不動産会社が異なるという点です。

イエウールの提携会社数は全国で2,600社以上ですが、日本全国には約13万社の不動産会社が存在します。

つまり、イエウールで対応できる会社が見つからなくても、他のサイトならあなたの物件を得意とする会社が見つかる可能性があります。

特に地方や田舎の物件に強い査定サイトもあるのです。

これらのサイトを併用することで、あなたの不動産を正当に評価してくれる会社と出会える確率が高まります。

専門の不動産買取業者への相談

不動産の売却方法には、買主を探してもらう「仲介」の他に、「買取」という選択肢があります。

「買取」とは、不動産買取業者が直接あなたの物件を買い取る方法です。

仲介でなかなか買い手が見つからない物件でも、買取業者ならスピーディに現金化できるのが大きなメリットです。

例えば、築年数が古かったり、駅から遠かったりする物件でも相談できます

仲介手数料もかからず、室内の不要品をそのままで引き渡せるケースも多いです。

「できるだけ早く売りたい」「近所に知られずに売却したい」といった場合に、不動産買取は有力な解決策になります。

地域に密着した優良不動産会社の探索

一括査定サイトには登録していないものの、その地域で長年の実績を持つ優良な不動産会社もたくさんあります。

特に地方の物件では、その土地の事情や相場に精通した地元の不動産会社の方が、高く評価してくれることがあります。

地元の会社は、全国展開の会社にはない独自の販売ルートや顧客リストを持っている場合があります。

例えば、近隣で宅地を探している人への直接的なアプローチが期待できるのです。

物件から近い不動産会社の方が、内覧の案内などを積極的に行ってくれる傾向もあります。

時間はかかるかもしれませんが、あなたの不動産に親身に寄り添ってくれるパートナーを見つけることで、納得のいく売却が実現します。

不動産一括査定サイト「イエウール」の基本情報

イエウールで査定ができないと不安に感じるかもしれませんが、まずはサービスそのものを正しく理解することが大切です。

ここでは、イエウールがどのような特徴を持つサービスなのか、その基本情報を解説します。

提携不動産会社数とサービスの特徴

イエウールの最大の特徴は、一度の簡単な情報入力で、最大6社の不動産会社にまとめて査定を依頼できる手軽さにあります。

このサービスは、株式会社Speeeが運営しており、全国47都道府県に対応しています。

提携している不動産会社の数は全国で2,600社以上にのぼり、大手から地域に根差した中小の会社まで、幅広く網羅しているのが強みです。

ただし、日本全国には約13万社の不動産会社が存在するため、イエウールの提携会社はそのごく一部に過ぎないという点は知っておく必要があります。

多くの不動産会社と提携しているため非常に便利なサービスですが、提携会社は都市部に集中する傾向があります。

そのため、お住まいの地域や物件の種類によっては、対応できる会社が見つからないというケースが発生します。

「机上査定」と「訪問査定」の使い分け

イエウールには2種類の査定方法があり、状況に応じて使い分けることが重要です。

「机上査定」とは、物件の住所や築年数、広さといったデータと、周辺の類似物件の取引価格などから、おおよその査定額を算出する方法を指します。

一方、「訪問査定」は、不動産会社の担当者が実際に物件を訪れ、室内の状態や日当たり、周辺環境などを直接確認して、より精度の高い査定額を出す方法です。

まだ売却を具体的に決めておらず、まずは自宅の資産価値を大まかに知りたいという段階であれば、机上査定が便利です。

反対に、売却の意思が固まっており、できるだけ正確な価格で売却活動を始めたい場合は、訪問査定を選ぶのが良いでしょう。

まずは気軽に試せる机上査定で複数の会社から価格の目安を取り寄せ、その中から対応が丁寧で信頼できそうな会社を数社に絞って、訪問査定を依頼するという流れが最も効率的です。

利用前に知っておくべき注意点

イエウールを安心して利用するために、いくつか知っておくべき注意点があります。

最も大切なのは、提示される査定額はあくまで「このくらいの価格で売れるだろう」という売却予想価格であり、その価格での買取を保証するものではないという点です。

不動産会社によって得意な物件の種類や販売戦略が異なるため、査定額には10%〜30%以上の差が出ることが珍しくありません

そのため、1社の査定額だけを鵜呑みにせず、必ず複数の会社の結果と査定の根拠を比較検討することが重要です。

査定を依頼すると不動産会社から連絡が来ますが、もし売却を急いでいない場合は「情報収集の段階です」と伝えれば、しつこい営業を受けることはほとんどありません。

これらの点をあらかじめ理解しておくと、サービスをスムーズに、そして賢く活用できます。

特に、メールアドレスや電話番号の入力ミスは連絡が来ない直接的な原因になるため、送信ボタンを押す前には必ず見直しましょう。

よくある質問(FAQ)

イエウールで査定を依頼しましたが、不動産会社から連絡がきません。何日くらい待つべきですか?

3営業日を目安にしてください。

不動産会社の多くは水曜日が定休日なので、それを考慮しても連絡がない場合は、まず迷惑メールフォルダを確認しましょう。

メールアドレスなどの入力ミスが原因という可能性もあります。

それでも連絡がなければ、その不動産会社とは縁がなかったと考え、他の対処法へ切り替えることをおすすめします。

「対応エリア外」と表示されました。地方にある私の物件はもう売れないのでしょうか?

決して売れないわけではありませんので、ご安心ください。

「対応エリア外」と表示されるのは、イエウールの提携会社の中に、あなたの物件がある地域を専門とする会社がたまたま登録されていなかった、という理由がほとんどです。

あなたの物件の価値が低いということではないのです。

地方の物件に強い他の査定サイトを利用すれば、きちんと評価してくれる不動産会社は見つかります。

イエウール以外の査定サイトも使ってみたいのですが、どこがおすすめですか?

はい、あなたの物件の地域や種類によって、おすすめのサイトがあります。

例えば「リビンマッチ」や「リガイド」は、イエウールで査定が0件だった田舎の物件にも強いと評判です。

また、NTTデータグループが運営する「HOME4U」は信頼性が高く、地域に密着した優良な提携会社が多いのが特徴です。

これらのサイトを併用することで、良い不動産会社と出会える可能性が高まります。

仲介ではなく「買取」という方法もあると聞きました。どんな場合におすすめですか?

「買取」は、不動産会社が直接あなたの物件を買い取る方法です。

できるだけ早く現金化したい場合や、築年数が古い一戸建てや駅から遠い土地など、一般的な仲介では買い手がつきにくい「訳あり物件」を売却したい場合に特におすすめの選択肢です。

周りに知られずに売却を進められるという利点もあります。

「机上査定」と「訪問査定」はどちらを選べば良いですか?

まずは「机上査定」で、ご自身の物件のおおよその価値を知ることから始めるのが良いでしょう。

机上査定で複数の不動産会社から価格の目安を取り寄せ、その対応などから信頼できそうな会社を数社に絞ります。

その上で、より正確な価格を知るために「訪問査定」を依頼するという流れが、最もスムーズでおすすめの対処法です。

査定依頼の入力ミスに後から気づきました。イエウールのサポートに問い合わせれば修正できますか?

一度送信された情報はすぐに提携不動産会社へ送られるため、残念ながらイエウールのサポートに問い合わせても、後から情報を修正することはできません。

もし連絡先などの重大な入力ミスに気づいた場合は、お手数ですが、もう一度正しい情報で査定を依頼し直すのが最も確実です。

まとめ

イエウールで査定を断られても、決してがっかりする必要はありません。

なぜなら、あなたの不動産の価値が低いのではなく、イエウールの提携不動産会社が都市部に集中しているという構造的な問題が原因である場合が多いからです

この記事で解説した重要なポイントは以下の通りです。

あなたの不動産を正当に評価してくれる会社は必ず見つかります。

まずは、イエウールとは提携先が異なる「リビンマッチ」などの査定サイトで、改めて査定を依頼してみましょう。

立石秀彦(宅地建物取引士)

この記事の監修・構成

立石秀彦(宅地建物取引士)

アップライト合同会社代表。不動産実務と不動産SEOの経験をもとに、本サイトではテーマ設計、検索意図の整理、見出し構成の作成、内容確認を担当しています。記事制作にはAIを活用していますが、公開前に監修者が全体構成を確認し、論点の過不足や表現の妥当性をチェックしています。

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この記事を作った人

不動産SEOを手がけるアップライト合同会社の編集チームです。本サイトではAIを活用して下調べや草案作成を行い、その後に人間が内容を確認して記事化しています。公開記事は、編集部による確認に加え、必要に応じて宅地建物取引士である立石秀彦が構成と内容をチェックしています。

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